自己紹介

エレーナ・ナーデリは、パドヴァ大学ならびに京都大学にて、マリー・キュリー・ポスドク・グローバル・フェローとして、プロジェクト「翻訳としての哲学——翻訳的教育に向けて」(PHILTRANS)に取り組んでいる。トリエステ大学にて、現代思想における哲学と翻訳の関係についての博士論文を提出し、博士号を取得。(『Al bivio della traduzione. Heidegger e Derrida』(PUP, 2021)として出版。)過去の研究拠点は、リスボン、ヴェニス、パリ、ローマ、ベルリン、ボローニャ。

ドイツ語ならびにフランス語からイタリア語への翻訳を手掛ける。ヘーゲル・アート・ネットの翻訳チームの一員、さらには、パドヴァ大学におけるPHILTRA(翻訳哲学研究センター)の執行委員会役員。研究の中心テーマは、翻訳の哲学、ドイツの伝統哲学、そしてとりわけ美学と存在論を中心とした現代哲学。